面白かったです。レニーセルウィガーのブリジット・ジョーンズ、予告編を一目見たときから彼女以外には考えられないハマり役。まさにキャスティングの妙ですね。この女優さんはテキサス育ちのアメリカ人なんだけど、クイーンズ・イングリッシュの特訓やイギリス人女性の特徴を相当研究したらしく、アメリカの匂いを見事に消しています。最初はイギリス人女優(ケント・ウィスレット、ケイト・ブランシェット、ヘレナ・ボナム・カーター)の起用を考えていたけれども、いまひとつしっくり来なかったようで(キャスティングに2年間掛けた)、レニーがスタジオに姿を見せたときスタッフの誰もが彼女こそブリジットだ!と思ったそうです。ロンドンに住む30代の独身女性ブリジット。仕事を持ち立派に生きているシングルトンの筈だけど、毎日が失敗と後悔の日々。お酒とタバコと体重の量を減らし、理想の男性を見つけることが彼女の目標だけれど思うようにはままならず、不安定な気分を抱えながら目が覚めると今日もリセットされた一日を繰り返す。やることなすことの殆どが裏目に出るブリジット。それでも彼女はめげないで彼女なりのやり方で問題に対処していく・・て云うかぶつかって行きます。しかし絶体絶命って事態にかなりの確率で遭遇していますねえ。”結婚こそが人生の幸せ”と考えるブリジットの母親世代から浴びせられる否応なしのカウンターパンチに顔で笑って心で泣いて、会社では上司のセクハラに歯を食いしばり(イギリスも日本と似たようなものなんですね)、プレイボーイで気障なダニエル(ヒュー・グラント)と優しく誠実な弁護士マーク・ダーシー(イギリスで大ヒットしたTVドラマ「高慢と偏見」の登場人物マーク・ダーシからヒントを得る。演じているのも同じ俳優コリン・ファース)と云う二人の男性に心揺れ・・。何があろうと常にポジティブなブリジット、ラストはああなったけど(ネタバレ防止のため書かない)「ブリジット・ジョーンズ2」では一体どんな毎日を送っているのだろう・・心配な反面、とても楽しみです。 |