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INNER REVOLUTION ADRIAN BELEW(1991)
サウンド・エフェクト類や独自のアーミング・テクニックを多用し、鳴らせない音はない(ゾウの鳴き声が有名!)と云うほど多彩でユニークなサウンドを聴かせるギタリスト、エイドリアン・ブリュー6枚目のソロアルバムです。フランク・ザッパ・バンドに在籍、デイビッド・ボウイとのレコーディングやツアーをこなした後、1980年にキング・クリムゾンに参加。私が初めて彼のプレイを見たのは、キング・クリムゾンのアルバム「ディシプリン」に収録されている「エレファント・トーク」と云う曲のミュージッククリップ。ミニマムでシーケンシャルなサウンドをバックに、どこか悲壮感漂う伸びやかなヴォーカルと、痙攣を起こしたようなギターソロ。それはフレーズと云うより動物の鳴き声そのもので、エイドリアンはステージを所狭しと動きながらギターを折り曲げるようにして独特なサウンドを奏でていました。彼の6枚目のソロアルバムはビートルズなどに影響されたという、ポップチューンが満載の好アルバムとなっています。ポップと云えども彼の場合どこかねじくれていて真っ当な感じはしないのですが…。2曲目「ホワット・アイ・ビリーブ・イン」はもろに80年代クリムゾンの音を思い起こさせる変拍子を多用した曲。アルバム中、この曲が一番好きです。シーケンシャルで催眠を催すリフが続く中、ビル・ブラッフォードが叩けばさぞかし似合いそうなドラムと哀しげなエイドリアンのヴォーカル。4曲目「ビッグ・ブルー・サン」はいかにもビートルズ的な曲。1967年頃のポール・マッカートニーが作りそうな甘いメロディの曲「ユア・マザ・シュッド・ノウ」や「ペニー・レイン」みたいな、スタッカートを生かした曲。7曲目「ライト・ヒアー」や11曲目「アイ・ウォーク・アローン」はもろにジョージ・ハリソンっぽい曲調。ラストナンバーの「メンバー・オブ・ザ・トライブ」は暴走したロックン・ロールナンバーとでも云うべきか。サバンナの動物たちが一斉に鳴き叫んでいるようなソロが格好いい!!素っ頓狂に叫ぶエイドリアンのヴォーカルも最高!最後に突然現れたコンガのリズムでフェード・アウト |