ROCKS    AEROSMITH(1976)


    今聴いてもめちゃくちゃかっこいいなあ。エアロスミスはこのアルバムがあまりにも良かったから他のアルバムを聴いてがっかりしたことが多かったけど…。一曲目の「バック・イン・サドル」からどっかんどっかん重厚感あふれる粗削りだが疾走するサウンド。スティーヴン・タイラーのヴォーカルはひしゃげたターザンのような声だなあ。独特な節回しは97年発売の「ナイン・ライヴズ」でも健在(ナイン・ライヴズも良かった!買ってからしばらくはCDチェンジャーに入れて聴きまくっていました)。スティーヴン・タイラーとジョー・ペリーがドラッグ漬けになりながら作曲した楽曲はどれも素晴らしく捨て曲がひとつもない。ジョー・ペリーの硬質なギターで刻まれるリフとここで一発どうぞ!と云うと待ってましたとばかりに奏でられるつぼを押さえたかっこいいソロ。エアロスミスはバラードがとても良い。ラストの「ホーム・トゥナイト」は一度聴いたら忘れられないほど美しい曲。大金持ちになってドラッグが切れる心配がなくなった彼らはこの頃からヘロインにハマっていき地獄を見ることになります。