Philip Seymour Hoffman
フィリップ・シーモア・ホフマン

牛が宙を舞う竜巻映画「ツイスター」で
彼を初めて見た。ホフマンは研究チームの一員で
ディープ・パープルを大音量で鳴らしながら
巨大な竜巻を追いかける熱血漢。
この映画では映画の脇役の一人として
それほど注目はしていなかったのだが・・



次にホフマン見たのはポルノ業界を描いた「ブギーナイツ」。
主人公のポルノ男優に恋をしている映画クルーを
痛いほどナイーヴに演じていた。
わたしはこの映画でホフマンにハマりました。
不健康な生活を証明している
ゆるゆる体型に疑い深そうなおたくっぽい目つき。
「あっこんなヤツいるなあ」としみじみ思わせる
あまりにもリアルな演技とリアルな体型なのであった。



そしてコーエン兄弟の「ビッグ・リボウスキ」に
彼が出ているのを見て狂喜乱舞!
今回は大金持ちの秘書役で、きっちりスーツを着て登場。
丁寧だが含みのある笑みを常に浮かべ
慇懃無礼を地でいく態度で、これがまた
あまりにもぴったりハマっているので嫌みを
通り越して大笑いしてしまった。

人間誰しもコンプレックスを抱えながら生きているが
フィリップ・シーモア・ホフマンの演じる人物たち、
彼らが背負っているそれはとてつもなく重い。
脇役でありながら場面はもちろん、ストーリーまで
さらっていく演技力はすごい。
こいつは、ただのデブではないぞ〜と・・



最新作「フローレス」ではロバート・デ・ニーロと共演。
ホフマンはドラッグ・クイーンを演じている。